こんな疑問を、お持ちではないでしょうか。
FXを始めたばかりの方には、聴き慣れない単語の一つとして挙げられる「スワップポイント」。
利用方法を学ぶうちに度々登場する単語のため、FXを始めたばかりの方は気になっている方も多いのではないでしょうか!
そこで当記事ではスワップポイントの詳細やXMでの確認方法、狙う際の注意点について紹介していきます。
スワップポイントを知らない方は、当記事を読むだけで概要を把握できる内容になっていますので是非参考にしてみてくださいね。
そもそもスワップポイントとは?
結論から言うとスワップポイントとは、高金利の通貨を購入すると発生する2カ国の金利差で得る事ができる利益です。
日本円は低金利通貨のため高金利通貨のポジションを所持していると、毎日金利差が発生し長期間の運用により大きな利益差が発生します。
高金利通貨の一例を挙げると「豪(オーストラリア)ドル」や「トルコリラ」、「メキシコペソ」などがスワップポイントを狙う通貨の代表。
そのためスワップポイントを狙うトレードはデイトレードではなく、ポジションを保持し続ける中期〜長期の運用が一般的となっています。
スワップポイントの確認方法
スワップポイントはMT4で確認することができます。
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1 MT4を起動させたら、メニューの[表示]の中から[気配値表示]をクリック
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2 気配値の中から調べたい通貨ペアの上で右クリックして[仕様]をクリック
※調べたい通貨ペアが無い時は[すべて表示]をクリックします。
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3 「買いスワップ・売りスワップ」より確認が可能
ポンドドルの場合は、買いスワップ、売りスワップともマイナススワップであることがわかります。
XMでスワップポイントが付与されるタイミング
結論から言うとXMでスワップポイントが付与されるタイミングは、サマータイム時の有無で時間が異なります。
スワップポイントが付与される時間は、それぞれ以下の通りです。
- サマータイム時:朝6:00付近
- サマータイム以外:朝7:00付近
また土日は取引所が停止するため、スワップポイントが加算されるのは平日のみとなるため注意しましょう!
スワップポイントの計算方法
スワップポイントの計算方法は、XM公式にて提供されている計算ツールで簡単に算出する事が可能です。
使い方は必要項目に情報を入力するだけで自動で算出されるため、手軽に利用する事ができます。
XMの公式計算ツールは以下のページで取り扱っているので、一度利用感を確かめてみましょう!
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1スワップ計算ツールの[詳細を読む]をクリック
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2口座の基本通貨、通貨ペア、口座タイプ、ロット数量を入力して[計算する]をクリック
ポンドドルは買いスワップ、売りスワップともマイナススワップでした。中長期的には不利な通貨ペアですね。
XMでは木曜日朝のロールオーバー時にはスワップポイントが3倍!
XMでは木曜日の朝に行われる「ロールオーバー」時に、スワップポイントが3倍になるシステムが採用されています。
ロールオーバーとは、決済を先送りするシステムの名称。
土日の取引停止期間時の差額を調整するため、3倍のスワップポイントが発生します。
ただし利益が出ているときだけに限らず、損失分は逆に3倍支払う可能性も秘めているので十分注意が必要ですよ。
スワップ狙いのトレードを行う注意点
ポジションを所持しているだけで利益が発生するスワップポイントですが、運用を行うためには幾つか注意点が潜んでいます。
スワップ狙いのトレードを行う際の注意点の詳細について、順を追って解説していきましょう!
スワップポイントがマイナスになることも
結論から言うとポジションを維持している時に損失分として発生したスワップポイントは、逆に支払う必要があります。
毎日発生するスワップポイントですが、損失分も毎日積み重なっていくため最終的に大きな損失になってしまうことも。
そのため最適な運用を行わなければ、利益を上げる所か逆に損失が発生してしまうことも珍しくありません。
ロールオーバーの関係上、3倍デーとなる木曜日の朝は失敗すると3倍の損失が発生するため注意が必要です。
両建てはマイナスになる
基本的にスワップポイントを狙った両建てはマイナスになります。
両建てとは同じ銘柄の通貨で、「売り」と「買い」の2つを同時に保有するテクニックの総称です。
通常の取引では海外取引所のゼロカットシステムを利用し、相場の急変同時に利益を確保する事ができます。
注意ポイント
ですがスワップポイント狙いの場合には、長期間保有で両建てを行うと「売り」と「買い」のどちらかに必ずマイナススワップが発生。
その結果マイナススワップが毎日積み重なることにより、最終的には多大な損失となってしまうことも。
またXMでは別の口座業者とのスワップポイントの差を利用した両建ては、利用規約により禁止されています。
万が一別の口座業者との両建てが発覚した場合は、重いペナリティが与えられるため両建てによる運用は行わない方が無難でしょう。
スワップ狙い可能な通貨はスプレッドが広い
スワップポイントを狙う金利の高い銘柄は、スプレッドが広い傾向にあるのも注意点の一つ。
スプレッドとは、同じ時間の「買い」と「売り」の価格差で、取引業者の手数料の一部です。
価格差が開いているほどスプレッドが「広い」と呼ばれており、一度の取引で必ずスプレッド分のマイナスが発生します。
スワップポイント狙いの通貨はスプレットが広い傾向が強いため、取引回数を重ねると損失が発生しやすい傾向が強いデメリットを抱えています。
そのためスワップ狙いのトレードでは、スプレッドの広さにも注意を行う必要があります。
証拠金を多めに用意しないとロスカットされやすい
スワップポイント狙いのトレードでは、利益を上げるためには証拠金を多めにする必要があります。
理由としては、ロスカットされると多大な損失を被るため。
一定の振れ幅に耐えれる事ができるだけの証拠金がある程、スワップ狙いの運用には有利です。
ただしスワップポイントを狙う金利の高い通貨は、国の情勢により大きな値動きが発生することも珍しくありません。
そのため少額の運用には向いておらず、一定のまとまった資金がなければスワップポイント狙いが難しいのも運用する上での注意点となります。
スワップポイントだけの利益の引き出しが行えない
XMでは残念ながら、スワップポイントの利益のみを引き出す事ができません。
そのためポジションを決済しない限りは証拠金として反映されないので、運用前に事前知識として注意する必要があります。
XMでのスワップポイントの詳細まとめ
最後にXMでのスワップポイントの詳細や狙う上での注意点について、詳細をまとめていきましょう!
【スワップポイントの詳細・注意点】
- スワップポイントとは、「低金利の日本円」と「高金利の通貨」の金利差から生まれる利益
- XMでは「サマータイム時は朝6:00付近」「それ以外は朝7:00付近」にスワップポイントが発生
- スワップポイントの計算は、XM公式の計算ツールにて簡単に算出可能
- XMでは木曜日朝のロールオーバー時に、スワップポイントが3倍になる
- スワップポイントはマイナスになると、逆に支払いを行わなければならない
- 両建てはマイナスになる上に、別業者を介して行った場合規約違反となる恐れも
- スワップ狙いの高金利通貨は、スプレッドが広い点に注意
- ロスカット時には多大な損失になる可能性を秘めているため、証拠金を多めに入れる必要がある
- ポジションを決済しなければ利益を引き出せないため、スワップポイントのみの利益を引き出すことはできない
スワップポイントの詳細や運用方法の参考として、お役に立てれば幸いです。
ですがFXの運用方法で利益を上げるには、残念ながらスワップポイントを狙ったトレードは余り現実的ではない手法となっています。
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