「XMでトレードを始めたけど、両建てって何?」
こんな疑問をお持ちではないでしょうか。
FXを始めたばかりだと、聴き慣れない単語が数多く登場するためトレードを行うまで戸惑ってしまうのも事実。
両建ての詳細について詳しく解説している内容となっていますので、興味がある方は是非参考にしてみてください!
「両建て」って何?
両建てとは「売り」「買い」のポジションを同時に保有して、利益を上げたりリスクを軽減したりするテクニックの総称です。
XMでは保有金額を上回る損失を受けた場合でも、追加で借金として発生する「追証」が発生しないゼロカットシステムを導入しています。
※「追証」や「ゼロカットシステム」の詳細については、以下の記事で概要を解説しています。
そこで経済指数の発表前に「買い」と「売り」へ、同時にポジションを保有した一例で考えてみましょう。
指数発表後に相場が大きく動いた場合、マイナスが発生したポジションを素早く損切りを行いプラスに動いたポジションのみ保有します。
そうすると「損失<利益」へと上回った時点で、決済を行うと利益が確保できるという原理が「両建て」の仕組みです。
またポジションを保有している状態で、強制ロスカットを防ぎポジションを確保したい場合にも「両建て」が活躍します。
理由としては強制ロスカットが行われるラインまで相場が急変動した場合でも、「両建て」を行えば片方のポジションはプラスになります。
双方とも仕組み自体は簡単ですが、実際にトレードで用いる場合は大きく広がるスプレッドを考慮しなければ利益を出す事ができないため要注意。
またXMでは888倍のレバレッジを生かし、ゼロカットシステムを利用してリスクゼロで大きな利益を狙う事が事実上可能です。
そのため「高レバレッジ」「両建て」「経済指標or窓開け」だけを狙うトレードは、ペナリティを科される可能性があるため注意が必要です。
「両建て」テクニックを利用して得られる利点
FXの用語としても一般的に知られているテクニックである「両建て」は、うまく活用することでリスクを抑えた取引を実現する事が可能です。
そんな「両建て」を行う事により得られる利点の詳細について、順を追って解説していきましょう!
XMポイントの獲得量が増える
結論から言うと両建てでポジションを保有した場合、1分間以上の取引を行った時点で発生するXMポイントが「買い」と「売り」ポジション両方で発生します。
ただし注意点としてXMポイントの獲得のみを目的として行うトレードは、原則として規約違反になります。
あくまで「両建て」で、リスク分散を狙っているといつの間にか溜まっていた状態が理想なので過度なXMポイント獲得狙いの取引は控えた方が無難でしょう。
証拠金ゼロで「売り」と「買い」ポジションを同時に保有できる
「両建て」は、証拠金がゼロの状態で「売り」と「買い」のポジションを同時に保有する事ができます。
また証拠金維持率が0%になるので、新たなポジションの確保を行いたい場合に「両建て」を行う事で影響を無くす事ができるのも大きなメリットでしょう。
「両建て」テクニックを利用して被る不利点
良い点ばかりに着目した「両建て」ですが、実際にトレードで運用すると数多くのデメリットが存在するテクニックです。
こんな筈ではなかったと後悔しないためにも、「両建て」によって被る不利点についても詳細を解説していきましょう!
長期保有はスワップによる損失が膨らむ可能性も
両建て中は「買い」と「売り」ポジションの、両方のスワップポイントが発生します。
そのため保有期間が長ければ長いほど、両建てはマイナススワップによる損失が発生するのでポジションの長期保有には十分な注意が必要です。
スプレッド料が2倍になる
「両建て」はポジションを同時に二つ保有する事になるので、純粋に取引を行って時点で発生する手数料が2倍になります。
そのため「両建て」を利用して利益を狙うためには、通常の取引の2倍になるスプレット料を考慮しなければいけない点にも注意が必要です。
XMでの規約違反に要注意!
基本的には一つの口座で「両建て」を行う行為は、XMでは禁止されていませんが運用方法を間違えると規約違反になることも。
そこでXMで「両建て」を行うと侵してしまいがちな、規約違反の詳細についても紹介していきましょう!
他取引所や複数口座を利用しての両建ては禁止
XMでは複数の口座を隔てた、両建て行為は禁止行為となっています。
一例を挙げるとXMと他業者の口座を利用して、それぞれ「買い」「売り」注文を入れた場合は必ず何方かの利益が生まれます。
同時に顧客の損失を保証するゼロカットシステムを導入した何方かの取引所は、必然的に損だけを被ってしまいます。
この規約違反行為を許してしまうと、一斉に大人数のトレーダーが上記の行為を駆使するため取引所は運営としては成り立ちません。
そのため他業者同士でも取引所は連携して不正行為を行うトレーダーを発見するシステムを構築しており、運営を脅かすトレーダーへペナリティを与えています。
一例を挙げるとゼロ口座とスタンダート口座で、同時に同じ通貨ペアで「買い」と「売り」注文を行った場合などが挙げられます。
そのため複数の口座を利用した「両建て」行為は、XMでは規約違反となっているため十分運用には注意を行いましょう。
アービトラージに注意
アービトラージとは、XMとは別の業者である取引所との価格差を利用して利益を獲得する手法。
その結果として大勢のトレーダーに行われると取引所は運営として成り立たないため、XMではアービトラージは規約違反として禁止しています。
EAの運用中には規約違反に要注意
EAを運用している場合で、同時に裁量トレードを行う場合には気づかない間に規約違反へ触れてしまうケースも存在するので注意が必要です。
もちろん悪意がなく偶然発生した場合でもXMでは規約違反と判断されペナリティを受けた場合には、2度とXMを利用する事ができません。
そのため裁量トレードとEAの運用を同時に行う場合には、一度EAの運用を停止するなどの事前準備を済ませてから取引を行いましょう!
裁量トレードで勝率が安定しない方はEA導入の検討を!
最後に両建ての詳細や、メリット・デメリット・規約違反などの詳細について概要をまとめていきましょう。
【両建ての概要】
- 両建てとは「買い」と「売り」注文を行い、利益獲得やリスク分散を狙うテクニック
- 同時にポジションを保有し、マイナスに走った片方を損切りし利益獲得を狙える
- ロスカットされずに、ポジションの保有を行いたい場合にも活躍
【両建ての利点・不利点】
- 通常の2回分の取引量が発生するためXMポイントが溜まりやすい
- 証拠金ゼロで二つのポジションを保持できるため、最低限のリスクでトレードが可能
- 長期保有はマイナススワップ額が拡大するため要注意
- 通常の2回分の取引で2倍のスプレットが発生するため要注意
- 両建ては規約違反に触れる内容が数多く存在するため要注意
両建ての詳細について、内容はご理解頂けたでしょうか。
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